肛門腺のお話。

 

最近、ご来店下さるワンコの中で

 

3頭のワンコに 肛門腺破裂していた子が

 

いたので、

 

肛門腺のお話を・・・。

 

 

 

 

肛門腺のケアは “肛門腺絞り”と言って

 

 

肛門の少し下 左右に肛門腺嚢があり

 

 

そこに 分泌物が溜まります。

 

 

 

その溜まった分泌物を定期的に

 

絞ってあげることで、肛門嚢破裂や

 

炎症などを防ぎます。

 

 

 

本来はウンチをする時に

 

通常ウンチと一緒に自然に分泌物は

 

排泄されますが、肛門腺の出にくいタイプや

 

炎症が原因だったり、肛門腺が溜まり過ぎて

 

破裂する場合が・・・。

 

 

 

 

 

 

肛門腺はよく スカンクやイタチなどで

 

“匂い袋”の

 

話が出てくることがありますが

 

犬・猫にもあり、その分泌液はかなり臭いが強く

 

悪臭を放ちます。

 

 

 

この分泌液にはそれぞれ固体差があり

 

臭いや色、また出方なども いろいろ・・・。

 

 

 

美容中に

 

肛門腺から分泌される分泌液を見て

 

感じるんですが

 

健康的な肛門腺の分泌液と

 

不健康的な肛門腺の分泌液があるなと

 

感じます。

 

 

 

 

 

健康的な肛門腺の分泌液は

 

色は茶色で さらっとしていて

 

出方もスッとスムーズに出ます。

 

 

 

 

それに対して 不健康的な肛門腺は

 

触った感じがパンパンに張っていたり

 

かなり硬く、絞り出すのが大変。

 

 

そして色は黄色または 薄黄緑色だったり

 

形状は固く粘土状で 出にくい。

 

 

絞る時に少しワンコが少し違和感と

 

痛みがある様子があったり・・・。

 

また体系も だいたいがポッチャリさんか

 

肥満の子に多く、

 

体重がオーバー目の傾向があるなと

 

私は感じます。

 

 

またそういった子は タイプ的に

 

肥満傾向や食が影響していたり

 

するのかなとも思ったり・・・。

 

 

 

もちろん、分泌物が溜まりやすい子と

 

そうでない子がいるのも事実ですが

 

 

溜まりやすいタイプや肥満気味の子など

 

また食事が粗悪なフードや偏ったもの

 

だと、肛門腺の分泌状態に

 

 

何らかのサインが出ているように

 

思います。

 

 

 

 

 

 

写真のように 肛門の下

 

左側に穴があいているのが

 

 

肛門腺破裂している状態です。

 

 

 

 

繰り返し肛門腺破裂する子もいて

 

なかなか完治せず、痛々しい子も・・・。

 

 

 

そうならないためにも、

 

定期的な“”肛門腺絞り”を

 

してあげることが大事なので、

 

サロンやお家でも

 

ケアをして、ワンコやニャンコの様子に

 

異常はないか?

 

 

日頃から見ておくことが

 

良いと思います。

 

 

 

もちろんドッグプレイスでは

 

美容終了後にご報告を

 

させて頂いていますが

 

 

 

肛門腺の色や形状

 

出具合など(笑)

 

 

より詳しく知りたい方はお気軽に

 

スタッフまでお聞き下さいね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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