犬とネコの熱中症。
今年は早い梅雨入りですね・・・
そろそろ気温や湿度が上がってくる
季節になりました。
人もワンコも 梅雨から夏にかけて
起こりやすい今回は “熱中症” について。
毎年のように 気温や湿度が高くなってくると
全国各地で熱中症のニュースが流れてきます。
人同様、犬・ネコも “熱中症”になってしまう
危険性があります。
犬やネコの熱中症とは
犬・ネコの汗腺は足裏の肉球周りにあるだけで
汗で体温を下げることが出来なく
体温調節機能が働かず、体温が上昇し
脱水などを引き起こしてしまう症状のことです。
犬やネコは人間と違って
体のごく一部でしか汗をかくことが出来ないため
汗で体の体温を下げることが出来ません。
なので、口で呼吸をし
パンティング(ハァハァ)をして体温を下げようとします。
高温多湿な環境下にいるとなりやすく
特に、梅雨から夏にかけての季節に
もっと多いのが熱中症です。
症状は？
・呼吸がしづらそう
・呼吸が早い
・ヨダレを垂らす
・落ち着きがない
・体が熱い
・意識がぼっーとしている
・横になって、起きない
このような症状があれば、
“熱中症”の疑いがあります。
また、上記のような症状が起きる以前に
どんなことをしていたか？
行動や環境はどっだったのか？
を、確認しておく必要があります。
・暑い時間帯のお散歩はしていないか？
・家の中の温度や湿度が高くなかったか？
・車の中にいた？
・ずっと外でいなかったか？
症状が悪化してしまうと・・・
・意識がなくなり 反応しない
・痙攣・発作
・舌の色が青紫(チアノーゼ)になっている
・歯茎が白い
・嘔吐や下痢
の症状が出ていたら 危険！！
すぐに、
動物病院へ
また、動物病院にいく前に家でできる
処置があります。
犬の脇・首元・内股をアイスノンなどで冷やす
または
シャワー(水)で全身をしばらくの間濡らす
病院へ行くまでの間に少しでも
症状が悪化しないためにも
落ち着いて状況判断し、
処置してあげましょう。
熱中症になりやすい犬種やタイプは？
【短頭種】
パグ・フレンチ・ブルドッグ・ボストンテリア
シーズー
また 被毛の密度や毛量の多いポメラニアン
シェルティー
被毛の密度があり、量も多い犬は
体に熱がこもりやすく、体温が下がりにくいようです。
そして、体系が肥満だったり、気管虚脱の犬も
熱中症になりやいです。
ワンちゃんの平熱は？
人間と違い高いです！！
３８．５℃前後です
人間よりも２～３℃程高いです。
発熱している状態は３９．５℃前後で、
４０℃を超えてきたら危険な状態です。
熱中症や脱水症状を起こしたりしますので
直ちに病院へ行ってくださいね！
では、気温や湿度に気をつけて
ワンコ・ニャンコとの快適生活を
お過ごし下さいね。
ご来店いただきまして ありがとうございました。
またのご来店楽しみにお待ちしております。
本日もブログを見て頂きありがとうございました。
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